Abstract:強震動統一データベース試作版を用いて,機械学習により最大加速度と応答スペクトルの地震動評価モデルを構築した.構築したモデルにおける観測値に対する予測値の比の常用対数標準偏差は0.18~0.21で,既往の地震動予測式のばらつきよりも小さくなった.学習用データセットよりも時系列的に後に起きた地震を追加テストデータとしてモデルの汎化性を検証した結果,学習用データセットには含まれていない特徴をもつ地震にお...強震動統一データベース試作版を用いて,機械学習により最大加速度と応答スペクトルの地震動評価モデルを構築した.構築したモデルにおける観測値に対する予測値の比の常用対数標準偏差は0.18~0.21で,既往の地震動予測式のばらつきよりも小さくなった.学習用データセットよりも時系列的に後に起きた地震を追加テストデータとしてモデルの汎化性を検証した結果,学習用データセットには含まれていない特徴をもつ地震において予測精度の低下が見られたが,既往の地震動予測式に基づく予測結果を特徴量に加えたモデルにより,教師データの偏りや不足を補い得る可能性を示した.Read More
Publication Year: 2022
Publication Date: 2022-01-01
Language: ja
Type: article
Indexed In: ['crossref']
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