Abstract:THEORELL法のMORGANによる修正法に準じBOWENの精製法を加味しす純粋なmyoglobinの調製を行つた。第1図に示す各段階について,N,Fe,myoglobin量を測定し(第1~第3表)電気泳動法による観察を行つた結果(第2~第4図)myoglobin精製に必要な段階は第1図中(II)→(III)の段階である事が明らかとなつた。この方法で得たmyoglobinは第4図及び第4表の牲質...THEORELL法のMORGANによる修正法に準じBOWENの精製法を加味しす純粋なmyoglobinの調製を行つた。第1図に示す各段階について,N,Fe,myoglobin量を測定し(第1~第3表)電気泳動法による観察を行つた結果(第2~第4図)myoglobin精製に必要な段階は第1図中(II)→(III)の段階である事が明らかとなつた。この方法で得たmyoglobinは第4図及び第4表の牲質を有しhaemoglobin(第5図及び第俵)とは明らかに異る。このmyoglobinを血清学的な方法で検定した結果は単一蛋白質としての性質を有する。電気泳動法で認められるmyoglobinのsubfractionは極めて性質の類似したhaemoproteinと考えられる。Read More